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シカ被害対策:ANIMAL MAPの導入事例

2017年03月14日

静岡県にて、植林地のシカ被害について行動域を調査するために、GPS首輪 GLT-03を装着しています。(写真のシカは試験運用のため、GPS首輪を2つ装着している例)

以下のような人が立つのが難しいような山林傾斜地でも、ANIMAL MAPの基地局AM-01が自立できるように整地できれば設営は可能です。(写真は、植林した苗木を守るために設置したシカの侵入防止柵内)

ANIMAL MAPの基地局AM-01の脚部分の寸法はタテ60cm×ヨコ60cm(外観図を参照)なので、かなりの極小傾斜スペースでも地面に杭を打ち込むことにより固定可能です。

shizuoka-dear03

山林地では切り株などを利用して、強風による転倒防止のためにロープで追加固定します。

このような山林地でも、NTTのFOMA回線に接続可能なエリアであれば、AC電源なしでもANIMAL MAPの運用が可能です。(基地局AM-01は、ソーラー発電によりバッテリーで稼働します)

また当社では移動基地局を使って現地調査も可能なので、事前に基地局の設置位置の視察やGPS首輪の受信テストなどを行うことができます。ANIMAL MAPの導入前に、GPS首輪の電波が受信できるかどうかご不安な場合は、お気軽に相談ください。

実際のANIMAL MAPの画面です。基地局1つでも約1km圏内のGPS首輪を受信できている様子です。毎日GPS首輪の電波を受信できなかったとしても、次回の測定タイミングで電波を受信できた時にGPS首輪内に記録されたデータもとに、ANIMAL MAP上では過去の軌跡として100ポイントまで表示されます。なおシカ用GPS首輪 GLT-03は、標準設定でおよそ9,000ポイントを首輪内のメモリに記録可能されます。

ANIMAL MAPによって得られた行動域の分析により、広域に移動するシカの特性を理解して、捕獲や防護柵設置の計画などを行うことが可能になります。

シカ対策参考資料
森林管理者が行うシカ対策の手引き株式会社 野生動物保護管理事務所 様