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研修会:木曽地域振興局の鳥獣被害対策研修会にメーカーとして参加させていただきました!

2021年10月12日

木曽地域管内の自治体様を対象としたニホンザル被害対策研修会

少し前になりますが、8月、長野県木曽地域振興局にて、木曽地域管内の自治体様を対象としたニホンザル被害対策研修会が行われました。木曽地域管内の自治体様には動物位置情報システムANIMAL MAP及びサル用GPS首輪発信器GLT-02をご採用いただいております。

長野県では、ニホンザルによる農作物被害、人家への侵入などといった被害が発生しており、効果的な被害対策の実施が課題となっています。

私(営業部 瓜生/うりゅう)も、「GPS首輪発信器とANIMAL MAPについて」ということで、参加された自治体の獣害対策担当者の皆様へ、弊社のサル用GPS首輪発信器GLT-02動物位置情報システムANIMAL MAPの概要や操作方法を紹介させていただきました。

 

おかげさまで長野県内の多くの自治体様に動物位置情報システムANIMAL MAP、および、サル用GPS首輪発信器GLT-02を導入いただいております。

 

 

毎日の追払いや行動範囲の分析に活用いただけるよう、サルの位置情報の確認方法や、季節・期間ごとに、サルの分布を表示させる方法を紹介させていただきました。

長野県大町市:GPS首輪による生態調査で追払いや捕獲の効率アップ

当日は、弊社の他にも大町市の担当者様(画面右端)もANIMAL MAPを活用した取組の紹介ということで、ご参加されました。

 

 

 

 

 

長野県大町市:ANIMAL MAPの活用事例

大町市様では、加害レベルが特に高い群れにサル用GPS首輪が取り付けられています。ANIMAL MAP により、重点的に生息域調査を行っており、得られたサルの位置情報データは大型の捕獲檻(囲いわな)を設置するための判断材料や、日々の追い払いに活用されております。

このほか、大町市様では、モンキードッグによる追い払い、侵入防止のために広域複合柵(フェンス+電気柵)の設置なども行っております。

サル捕獲のための餌付け用のエサ確保について

 

さらに大町市様では、サル捕獲のための餌付け用のエサとして、農家で廃棄されてしまう摘果リンゴや、販売できない傷物のリンゴを利用されております。廃棄されるような不要なリンゴでも、サルの鳥獣被害対策でサルに餌付けをする際、有効な餌として活用できます。その他、季節によっては、廃棄されてしまうモロコシやニンジンなども利用されております。

不要なリンゴや野菜を農家から提供してもらうために、市担当職員の方が農家へ直接おうかがいし、職員自ら拾い集めるなど精力的に活動されており、地元の住民と良好な関係を築いています。

まとめ

当日は、20名ほどご参加いただきました。つたない説明でしたがお聞きいただいた皆様ありがとうございました。ニホンザル被害対策は地域ごとで事情が異なり、必要なことも変わってくると思います。今回の取組のひとつとして、精力的に対策を行っている大町市様の取り組みを木曽地域のみなさまへ、ご紹介することができました。

実際に精力的に取り組みを行っている自治体の話ということで、木曽地域のみなさま熱心に話を聞かれ、大町市様との意見交換も活発に行われるなど、とても有意義な研修会になりました。弊社も、地域と地域をつなぎ、獣害対策が進むよう、何かひとつでもお役に立てれば幸いです。

 

 

ANIMAL MAPとは?

ANIMAL MAPについてのお問い合わせ先

もし、アニマルマップにご興味ございましたらご説明に伺せていただきます。サーキットデザインまで、お気軽にご連絡ください。

(株)サーキットデザイン 営業部 動物トラッキンググループ 瓜生(ウリュウ)
TEL. 0263-82-1024

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