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【活動報告】静岡県藤枝市にてICTを活用した獣害対策研修会で講演しました!

2026年02月03日

ICTを活用した獣害対策研修会

 2026年1月27日(火)、静岡県藤枝市にて、自治体や農林事務所の担当者を対象とした「ICTを活用した獣害対策研修会」が開催されました。 本研修会では、長野県大町市で先進的な成果を上げている傳刀章雄氏を講師に迎え、人手不足や住民協力といった現場の切実な課題を、ICT(GPS首輪・ANIMALMAP)によってどう解決するかという、実践的なノウハウが共有されました。本記事では、当日のハイライトをレポートします。

1.現場が抱える切実な課題

 現場が直面している共通の課題には以下のようなことがあります。

 

    • 人手不足
      「現場に足を運び、状況を把握することが対策の第一歩である」と理解しつつも、対策を担う人員が圧倒的に不足しており、従来管理・対策手法では限界がある。


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    • 住民との温度差
      柵の設置や維持管理において、住民の理解や協力体制をどう構築するかが大きなネックとなっている。


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    • データの不在
      動物の動きが把握できていないため、効果的な対策計画が立てづらい。

 

2.大町市・傳刀氏による「ICT×地域力」の戦略的獣害対策

 これに対し傳刀氏からは、ICTを導入することで「省力化」するだけでなく、ICTによって地域の人を巻き込み、一丸となって対策に取り組む」という本日最大のテーマが語られました。

 

    • 捕獲の適正化
      目撃情報をもとに捕獲計画数を決定し、サルの行動をGPSログに基づきモニタリングしつつ、餌が少なくなる11月〜4月を狙って集中的に捕獲する戦略的な運用。

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    • 可視化のメリット
      GPS首輪によるGPSログにより、どこに追い払うべきか、どこに柵を立てるべきかの根拠が明確になる。

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    • 住民へのアプローチ 
      現場へ足を運び、ICTが弾き出したデータ(根拠)を示すことで住民のやる気を引き出し、モデル地区を一つ作って波及させていく重要性が強調されました。

 


3.サーキットデザインとアイエスイーが支える技術基盤

 

  • サーキットデザイン(弊社)
    傳刀氏の活動の基盤となっている、野生鳥獣の行動を可視化する「GPS首輪」およびクラウド管理システム「ANIMALMAP」の活用事例について解説いたしました。

  • 株式会社アイエスイー
    ICTと連動し、現場での確実な捕獲を実現する「自動捕獲機器」について、メーカーの視点から詳しく紹介されました。


4.まとめ

 「動物の動きが見えないから計画が立てられない」という悩みに対し、ICTで「見える化」し、それを住民とのコミュニケーションツールとして活用する。今回の研修は、単なる技術紹介に留まらない、非常に熱意のこもった場となりました。

 弊社はこれからも、現場のプロフェッショナルやメーカー各社と連携し、地域の皆様が主体となって取り組める獣害対策をサポートしてまいります。


ANIMAL MAPについてのお問い合わせ先

「自地域でもICTを導入したいが、何から始めればいいかわからない」とお悩みの自治体・団体様へ 今回ご紹介した「ANIMALMAP」や「GPS首輪」を活用した対策事例について、詳細な資料提供や現地でのご説明も承っております。貴地域の課題に合わせた最適なプランをご提案いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

(株)サーキットデザイン 営業部 動物トラッキンググループ 阿知波(アチワ)
TEL. 0263-87-1876

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